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🟥 特定技能制度シリーズ 第5回

執筆者の写真: EISHI HANZAWA
EISHI HANZAWA
8月7日
読了時間: 4分

登録支援機関へ委託すると費用はいくら?

企業が知っておきたいコストの考え方


特定技能制度を利用する際、

多くの企業が気になるのは費用ではないでしょうか。


「登録支援機関へ委託すると毎月いくらかかるの?」

「人件費以外にも費用は発生するの?」

こうした疑問を持たれると思います。


今回は、登録支援機関へ支援を委託した場合の一般的な費用相場と、

契約前に確認しておきたいポイントについて解説します。


登録支援機関への委託費について

登録支援機関へ支援を委託する場合、

多くの機関では外国人1人あたりの月額料金を設定しています。


一般的な相場は、

月額2万円~3万円程度(1人あたり)とされており、


出入国在留管理庁の調査でも、

  • 平均月額は約2万8千円

  • 約9割の登録支援機関が月額3万円以下

という結果が公表されています。


例えば、

  • 1人受け入れる場合:月額約2~3万円

  • 3人受け入れる場合:月額約6~9万円

が一つの目安になります。


ただし、

料金は登録支援機関ごとに異なるため、

実際の契約内容を確認することが大切です。


初期費用と毎月の費用は別に考える

企業担当者が見落としやすいのが、

「初期費用」と「毎月の費用」は別であるという点です。


例えば、

初期費用

  • 人材紹介会社への紹介料

  • 在留資格申請に関する費用

  • 渡航費(海外から受け入れる場合)

  • 健康診断や事前準備に関する費用


毎月発生する費用

  • 登録支援機関への支援委託費


このように、

  • 採用時に一度だけ発生する費用

  • 受入れ期間中に継続して発生する費用

を分けて考えると、全体のコストを把握しやすくなります。


「月額2万円」と「月額3万円」の違いは?

料金だけを見ると、「月額2万円の方が得」と考えがちです。

しかし、比較するときは

**「月額料金に何が含まれているか」**を確認することが重要です。


例えば、以下の点が挙げられます。

  • 義務的支援10項目がすべて含まれているのか

    ➡特定技能1号では、事前ガイダンス、空港への送迎、住居確保の支援、

     日本での生活オリエンテーション、定期面談 など、

     法律で定められた支援があります。

    (これらすべてが月額料金に含まれているのか確認しましょう。)


  • 行政機関への同行は含まれるのか

    ➡市区町村での住民登録やマイナンバーの手続き、

     社会保険に関する案内 など、

     外国人本人だけでは難しい手続きがあります。

    (役所への同行まで対応してもらえるか確認しておくと安心です。)


  • 緊急時の対応は別料金なのか

  ➡病気や事故、勤務先でのトラブルなど、

   急な対応が必要になる場合があります。

  (夜間や休日の相談窓口があるのか、追加料金が発生するのか などは

   確認しておきたいポイントです。)


  • 住居確保の支援は追加費用になるのか

    ➡アパート探しや不動産会社との連絡、契約時のサポート などを

     登録支援機関が行う場合があります。

    (月額料金に含まれるのか、それとも別料金なのかを確認しておくと、

     後から想定外の費用が発生することを防げます。)


登録支援機関によってサービス内容は異なります。

同じ月額料金でも、追加料金の有無によって総額が変わることもあるため、

金額だけで判断しないことが大切です。


複数人を受け入れる場合は確認したいこと

複数の外国人を受け入れる予定がある場合は、

  • 人数割引(ボリュームディスカウント)があるか

  • 長期契約による料金の見直しがあるか

を確認してみるとよいでしょう。


登録支援機関によっては、

受入れ人数に応じて、1人あたりの委託費が下がる場合もあります。


費用だけでなく「支援の質」も大切

登録支援機関は、外国人が安心して働き続けられるよう支援するという

重要な役割を担っています。


そのため、

「一番安い登録支援機関」

を探すよりも、

「自社に必要な支援を受けられるか」

という視点で比較することが、

結果として企業・外国人双方にとって良い選択につながります。


まとめ

登録支援機関への支援委託費は、

一般的に外国人1人あたり月額2万円~3万円程度が目安です。


ただし、料金だけでなく、

  • 月額に含まれる支援内容

  • 初期費用との違い

  • 追加料金の有無

まで確認することで、採用後の費用を見通しやすくなります。


次回予定

次回は、

「登録支援機関へ委託しないことはできる?

『自社支援』を選ぶための条件とは」について解説します。


参考資料

  • 出入国在留管理庁「特定技能制度」

  • 出入国在留管理庁「特定技能外国人の受入れに関する運用要領」

  • 法務省

  • e-Gov法令検索

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